ヘイリ芸術村

ソウルの北、北朝鮮のすぐ下に位置するパジュ市。
そこには韓国の芸術家達が集まるヘイリ芸術村(マウル)という町があります。

美術館や博物館、ギャラリーなどが立ち並ぶ中、今回のイチバンのお目当てだったのは「韓国近現代史博物館」(한국현근대사박물관)。1960代頃の韓国を再現したミニチュアの町です。入場料は大人1人7000ウォン、子供は5000ウォン。

近現代史博物館、思ったよりも内部は広くて、なかなか楽しめました。60年代の韓国といえばまだ漢江の奇跡と呼ばれた経済成長の前。高度成長期前の日本の姿を彷彿とさせる雰囲気です。貧しいながらも人と人とが力を合わせて一生懸命生きていた、そんな時代ですね。

ヘイリマウルを訪れたのは2月のまだまだ寒さの残る日。残念ながらあんまり人がいなくて、ちょっと寂しかったです。暖かいときに来た方が良かったのかも。ここだけのために1時間かけて行くのはちょっと大変でしたけど、アウトレットで買い物したあとに寄ってみるのも良いかもしれません。

ちなみに「ヘイリ」というのは、パジュ地域で昔から歌われていた民謡に出てくる間の手だそうですよ。

京畿道 坡州市 ヘイリ芸術村
キョンギド パジュ市 ヘイリマウル
경기도 파주시 헤이리마을