昌慶宮 夜間観覧

夜間観覧、お次は昌慶宮(チャンギョングン)です。

外国からの観光客にとっては景福宮ほど知られていない昌慶宮ですが、韓国の人の中では景福宮よりも好きという人も多い気がします。昌慶宮には自然が多いので、休日をゆっくり過ごすために訪れる人も多いのかもしれません。そんな僕も昌慶宮派の一人。夜間観覧にも期待が高まります。チケットは1,000ウォンと景福宮より安かったです。ただし外国人枠は先着順100人と景福宮より狭いみたいですね。

昌慶宮は広大な敷地と豊富な樹木が特長です。奥まで進んで行くと大温室もあり、中には熱帯地方の植物が生息しています。

昌慶宮の夜間観覧は景福宮と比べると全体的に暗めにまとまっており上品な感じでした。建物もキレイです。景福宮のような外側からのライトアップではなく、内側からの明かりで全体的に落ち着いたトーンです。

昌慶宮夜間観覧は落ち着いた雰囲気。大人のカップルがデートするのにも良さそうだなあと思いました。実際、デート率は高かったように思います。しかし韓国男子達、暗い中でも彼女の写真一生懸命撮ってあげて、偉いですね。

昌慶宮夜間開放行事
チャンギョングン夜間開放行事
창경궁 야간개장행사

景福宮 夜間観覧

韓国を代表する古宮である景福宮。韓国旅行の定番スポットですが、夜にも観覧ができるのはご存知でしょうか。

夜間観覧は開催時期とそうでないときがあるので、事前に調べて行くことをおすすめします。光化門がライトアップされているときが夜間観覧のチャンスですね。門を通り抜けると右側にチケット売場があります。チケットは3,000ウォン、外国人は先着順200人まで入場ができます。

韓国の古宮は配色がケバいなと思いますが、夜間だとなかなか落ち着いた雰囲気に感じられます。景福宮夜間観覧のメインスポットは、なんといっても慶会楼(キョンフェルー)でしょう。ライトアップされた建物と周りにそびえ立つ松の木が、水面に反射してなんとも言えない幻想的な光景を作っています。

景福宮は都会のど真ん中に位置しているので、伝統建築物と最新のビルディングとの組み合わせもまたステキですね。夜景で見るとなおさらです。季節によっては肌寒いかもしれませんが、寒さも忘れさせてくれるような美しい夜景でした。

景福宮夜間開放行事
キョンボックン夜間開放行事
경복궁 야간개장행사

東海

5時間電車に乗って江原道まで来たものの、正東津にはどうやら日の出以外には何も無いようで、せっかくなのでお隣の町である東海(トンへ)まで行ってみました。

湫岩(チュアム)海水浴場に来ました。ビーチ自体はそんなに広くはないです。3月なのでとうぜん海には入れませんが、波の音が心地よいです。その形からロウソク岩(촛대바위)と名付けられた岩が名物。水がホントにキレイですね。砂浜部分はあまり広くないんですが、ゆっくりするにはいいかもしれません。

お腹が空いてきたので、お昼ご飯は港へ移動してフェ(刺身)を食べることに。韓国で海に来たらフェは外せません。墨湖港(ムッコハン)という港へ。落ち着いた雰囲気の、キレイな港でした。水産市場も清潔で、ノリャンジン市場やチャガルチ市場のようなゴチャゴチャ感も無く、生臭い匂いもほとんどしなかったです。

最後に訪れたのは墨湖灯台。東海の町が見渡せます。青瓦のキレイな住宅が多いですね。都市化の進むソウルではあまり見られない光景だと思います。

そうこうしているうちに、ソウルに戻る汽車の時間が近づいてきました。また5時間の汽車の旅です、、それでも夏にまた必ず来たいなと思えた、江原道の旅でした。

江原道 東海市 湫岩海水浴場/墨湖港/墨湖灯台
カンウォンド トンへ市 チュアム海水浴場/ムッコ港/ムッコ灯台
경기도 동해시 추암해수욕장/묵호항/묵호등대

正東津

世界一海岸に近い駅へ行ってみましたよ。

正東津(チョンドンジン)はソウルからずーっと東へ進んだ江原道(カンウォンド)の町。「世界一海岸に近い駅」であると同時に、日の出の名所でもあります。日の出を見るためにソウルの清涼里(チョンニャンリ)駅を23時に出発、着いたのは朝4時半、、江原道は韓国でも最も寒い地域。2018年には冬季オリンピックも開催されますね。3月とはいえ真夜中は超寒いです。

行くところも無いのでうどんを食べながら時間をつぶしていると徐々に夜明けの気配が。海岸に出てみると、写真を撮ってる人がワンサカ。どこにいたんだ、こんなに。水平線から浮かび上がる日の出は、確かに見応えアリでした。

それから、江原道は水がとてもキレイですね。小魚が泳いでいるのもよく見えます。タクシー運転手のアジョシは済州島に遊びに行ったけど水が汚くて残念だったと豪語していました。うーん、実際に江原道の海を見ると確かに納得してしまうかも。

ソウルから正東津駅までは一般の特急列車であるムグンファ号での移動になるので、片道5時間の長旅です。往復10時間はなかなか体にこたえます。そんな正東津も、2018年のピョンチャンオリンピックに合わせて高速鉄道KTXの工事が進められており、完成すればソウルから江陵(ガンヌン)駅まで1時間程度で行けてしまうということです。(※江陵駅は正東津駅の隣駅)
その頃になったらまた行ってみようかな。

江原道 江陵市 正東津駅
カンウォンド ガンヌン市 チョンドンジン駅
경기도 강릉시 정동진역

臨津江

僕は「パッチギ」という映画が好きなのですが、そんな僕が韓国で是非一度訪ねてみたかった場所が臨津江(イムジンガン)です。韓国と北朝鮮の国境にほど近い位置を流れており、南北分断の象徴的な存在でもある川ですが、「パッチギ」では「イムジン河」という曲がお話のキーとなっていました。

最寄駅は京義線(キョンイ線)臨津江駅。右はソウルで左は平壌(ピョンヤン)、、
朝鮮半島を南北に走る京義線は昔は現韓国と現北朝鮮を繋いでいました。ソウルの昔の名前「京城」と北朝鮮の「新義州」から一文字ずつ取ったのが「京義線」の由来です。南北分断によって京義線も分断されてしまったんですね。僕はこの標示を見ただけでも、ここに来た価値があったと思いました。

さて、イムジンガン駅から歩いて行くと、臨津閣(イムジンガク)という公園が見えてきます。臨津閣は平和をテーマにした公園で、分断された線路、柵に吊るされている南北統一への祈りなどを見ると、朝鮮半島は依然として休戦中だということを改めて思い知らされます。(ただ、隣に併設されていた「平和ランド」という遊園地には、それはちょっと「平和」を安売りしすぎじゃないか?と心の中でツッコんでしまいましたが、、)

イムジンガクは民間人が普通に行ける、南北休戦ラインギリギリの場所です。さらにDMZや板門店など休戦地帯の観光もしてみたいという人は、イムジンガクでチケットが買えますよ。

京畿道 坡州市 臨津閣国民観光地
キョンギド パジュ市 イムジンガク
경기도 파주시 임진각 국민 관광지

松島セントラルパーク

仁川といえば?はい、空港ですね。でもそれだけじゃないんです。

松島(ソンド)は仁川の中でも最も海寄りの埋立地エリアです。仁川空港にほど近い場所柄、経済的な中心として育てようとしている開発区です。国際業務地区駅、知識情報団地駅、テクノパーク駅、キャンパスタウン駅・・・駅の名前だけ見ても次世代を行っていますね。(ただ、僕が松島を訪れた当時、国際業務地区駅で降りたところ周りはただの荒野でした)

セントラルパークはこれまたステキな名前の「セントラルパーク駅」から歩いてすぐ。開発区だけあって周りは高層ビルや高層アパートが林立していますが、そんな中で市民の憩いの場となっているのがセントラルパーク。ソウルもそうですが、韓国は都市化が進んでいる中でも公園はしっかり確保されているのは良いところだと思います。特に写真を撮るのが好きな人には、何時間居ても飽きないスポットだと思います。

週末にのんびりボートに乗ったりしてデートするのにも良さそうだなと思いました。季節はもちろん、夏がオススメです!

仁川広域市 仁川松島セントラルパーク
インチョン市 インチョンソンドセントラルパーク
인천광역시 인천송도센트럴파크

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